妊活における!ビタミンD3の必要性!

こんにちは!サクラダ治療室代表の前田です!

本日のブログのタイトルは、「妊活における!ビタミンD3の必要性!」です。

妊活をしていると、葉酸や鉄などの栄養素が注目されますが、実は「ビタミンD3」も見逃せない栄養素の一つです。骨の健康だけでなく、ホルモンバランスや免疫機能にまで働きますが、実は着床ビタミンと言われるほど、着床環境に関わる重要な栄養素になります。妊娠に関わるさまざまなプロセスで重要な役割を果たしているビタミンD3、今回はこちらの必要性について詳しく解説していきます。

是非最後までご覧ください。

【目次】

  1. ビタミンD3とは?基本の役割は?
  2. 妊活にビタミンD3が必要な理由
  3. ビタミンD3不足を防ぐ生活の工夫
  4. まとめ

ビタミンD3とは?基本の役割は?

ビタミンD3(コレカルシフェロール)は、脂溶性ビタミンの一つで、主に以下の働きがあります。

  • カルシウムの吸収を助ける(骨の形成・維持)
  • 免疫調整作用(過剰な炎症反応の抑制)
  • ホルモンの分泌や細胞の分化への関与

ビタミンD3は日光(紫外線)を浴びることで皮膚でも合成されます。近年では日光を浴びる時間が短くなる傾向があり、問題とされてもいます。また、ビタミンD3は食事からも補給可能です。

妊活にビタミンD3が必要な理由

妊活中にビタミンD3が注目される理由には、以下の点があります。

  • 着床環境の改善:子宮内膜の状態に関わり、受精卵の着床率を高める働きがあるとされています。
  • 黄体ホルモンの安定化:プロゲステロンの分泌をサポートすることで、妊娠の維持に役立ちます。
  • 免疫の調整:ビタミンD3は過剰な免疫反応を抑え、胚を異物として排除しにくくする役割も。自己免疫性疾患を持つ方には特に重要です。
  • 卵巣機能のサポート:ビタミンD受容体は卵巣にも存在し、遺伝子発現にも関わり、卵胞発育との関連が示唆されています。

近年の研究では、不妊症や流産とビタミンD3の低値が関連している可能性も指摘されています。

ビタミンD3不足を防ぐ生活の工夫

ビタミンD3の不足を防ぐには、以下のような方法があります。

  • 日光浴(週に2〜3回、15〜30分程度、顔や腕に直接日光を浴びる)
  • 食品からの摂取:鮭・いわし・卵黄・きのこ類(特に干ししいたけ)など
  • サプリメントの活用:血中濃度が低い方には、サプリを取り入れることも有効です

ただし、過剰摂取には注意が必要なため、医療機関での血中ビタミンD測定もおすすめです。

まとめ

妊活におけるビタミンD3の役割は、「骨の健康」だけにとどまりません。ホルモンのバランスや免疫、着床といった妊娠に関わる繊細なプロセスを支える重要な栄養素です。日々の生活の中で意識的に取り入れ、妊娠しやすい体づくりを目指していきましょう。

ビタミンD3濃度や着床にお悩みの方へ/ サクラダ治療室

ビタミンD3は粘膜細胞自体の結合させる「タイトジャンクション」に深く関わり、粘膜の育ちを促します。着床ビタミンと言われるほど妊活には重要な栄養素になります。

  • 免疫、炎症反応が強い
  • 着床することができない

ビタミンD3濃度が上がらないことで、こういったお悩みにも繋がってきます。

当院は妊活専門の鍼灸院です。2020年の創業以来、妊活、不妊治療でお悩みの方と向き合い続け、寄り添うことを大事に患者様と一緒に頑張ってきました。

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