妊活と油の関係性!妊活のカギは“良質な油”だった!

こんにちは、サクラダ治療室 大宮院の荻野です🌸

皆さんは、油って聞くと体に悪いイメージを持たれていませんか?
実は妊活において、油はとても大事なんです!

今回は、「油=体に悪い」ではなく、「油=妊活の味方」として、妊娠しやすい体づくりに欠かせない油のお話をしていきます。

是非最後までご覧ください✨

【目次】

  1. 油=悪者?妊活に必要な理由とは
  2. 細胞膜は油でできている!卵子も精子の生成にも油がカギ!
  3. コレステロールはホルモンの材料
  4. 摂るべき油・避けたい油とは?
  5. 油を活かす生活習慣と注意点
  6. 油とホルモンのめぐりを整える「鍼灸」
  7. まとめ

油=悪者?妊活に必要な理由とは

「コレステロール値が高い=悪いもの」というイメージがあるかもしれませんが、体はコレステロールを材料にして、妊活で重要となる女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)や男性ホルモンの性ホルモンやビタミンDなどの脂溶性ビタミンを作っています。
つまり、妊活で重要となるホルモンを作る土台に“油”があるということです。

細胞膜は油でできている!卵子も精子の生成にも油がカギ!

人の体は37兆個の細胞からできており、その細胞の外側を包んでいるのが「細胞膜」。
この膜が油でできているため、良質な油を摂ることで膜の柔軟性や情報伝達力が高まり、卵子や精子の質も向上します。

  • 卵子の膜が柔らかいと、栄養も精子も入りやすくなり、受精率UP
  • 精子も膜が柔らかく、動きがスムーズだと、卵子にたどり着く力が高まる

コレステロールはホルモンの材料

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」や「プロゲステロン」は、コレステロールから作られています
つまり、極端な脂質制限ダイエットや、油を避ける生活はホルモンバランスを崩しやすく、実は妊活で考えてもマイナスポイントなり得るのです。

また、脂質が不足すると脳の視床下部や下垂体がうまく働かなくなり、ホルモン指令がうまく出なくなることもあります。

摂るべき油・避けたい油とは?

✅摂りたい油(良質な油)

  • オメガ3脂肪酸(αリノレン酸、EPA、DHA):亜麻仁油、えごま油、青魚
  • 一価不飽和脂肪酸:オリーブオイル、アボカド、ナッツ類
  • 適量の飽和脂肪酸:ココナッツオイル、ギー(精製バター)

細胞膜の質を高め、炎症を抑え、ホルモンの合成もサポートします。

❌控えたい油(避けたい油)

  • トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、加工食品)
  • 酸化した油(古い揚げ油、開封後長期間置いた油)
  • オメガ6の過剰摂取(サラダ油、コーン油、大豆油など)

炎症を助長し、ホルモンバランスを乱す可能性があるため注意が必要です。

油を活かす生活習慣と注意点

  • オメガ3油は「鮮度」が大切。加熱せず生で摂るのが基本(亜麻仁油・えごま油など)
  • 冷暗所で保管し、酸化を防ぐ
  • 青魚は週に2〜3回食べると◎
  • ダイエットする場合でも油は完全にカットしない

また、油と一緒にビタミンEやビタミンA、D、Kなどの脂溶性ビタミンも一緒に摂れるよう意識してみましょう。

油とホルモンのめぐりを整える「鍼灸」

実は、鍼灸はホルモンや代謝のめぐりに間接的に関わることができます。
自律神経が整うことで、血流が届くようになります。それによりホルモン分泌のバランスが改善し、代謝力も上がりやすくなるため、油を取り入れた食生活と相乗効果が期待できます。

また、肝機能や腸の働きが整うことで、脂質の吸収・分解・利用がスムーズになり、細胞膜の質やホルモンの材料が効率的に使われやすくなります。

まとめ

油の役割妊活への影響
細胞膜を作る卵子や精子の質・柔軟性・情報伝達力UP
ホルモンの材料になるエストロゲン・プロゲステロンなどの合成に必須
炎症を抑える(オメガ3)着床環境や子宮内膜の健康維持に重要

🌸サクラダ治療室からのメッセージ

「油=太る、悪い」と思って避けていた方は、今日からぜひ良質な油を摂ることが妊活のポイント”という視点を持ってみてください。
私たちの妊活サポートでは、鍼灸だけでなく体の内側からの「材料づくり」も大切にしています。
油を変えると、体も変わる。体が変わると、妊娠力も上がる——。
そんな「土台づくり」を一緒に始めていきましょう🌱

当院は妊活専門の鍼灸院です。2020年の創業以来、妊活、不妊治療でお悩みの方と向き合い続け、寄り添うことを大事に患者様と一緒に頑張ってきました。

同じようなお悩みがある方は、是非当院に相談してみませんか?

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