
こんにちは🌸サクラダ治療室の前田です。
友達から妊娠の報告を受けて、「おめでとう」と返したあと、スマホを置いてから涙が出た。そんな話を、何度も聞いてきました。
そして必ず、こう続きます。「友達のことは本当に嬉しいのに、こんなふうに思う自分が嫌で」。
今日はその気持ちの話を書きます。
・嬉しい気持ちと、つらい気持ちは同時に存在できます。どちらかが嘘ではありません
・あなたが冷たいわけではありません。欲しいものを持っている人を見たとき、人の心はそう動きます
・逃げていい場面があります。全部に出席しなくていいです
・SNSは見ない設定にできます。意志の力で我慢しなくていい
・いちばんつらいのは、この感情を誰にも言えないことのほうです
その気持ちは、あなたが冷たいからではありません
まず、ここをはっきり書きます。
自分が強く欲しいと思っているものを、誰かが先に手にした。そのとき心が痛むのは、人として自然な反応です。嫉妬という言葉で片づけると自分を責めてしまいますが、起きているのは単純なことです。欲しいから、痛い。それだけです。
妊活をしていない人が同じ報告を聞いても、何も感じません。あなたが真剣だから痛むんです。
よく聞く言葉
「私、こんな人間だったんだ」。そう言われる方がとても多いです。でも、あなたは変わっていません。いま、欲しいものがはっきりしているだけです。
嬉しいと、つらいは、同時に成り立ちます
人は「おめでとう」と「つらい」を同時に持てます。どちらかが本物で、どちらかが偽物、ということはありません。
両方とも本当です。
つらい気持ちがあるからといって、友達を祝う気持ちが嘘になるわけではありません。ここを切り分けられると、自分を責める回数が減ります。
場面ごとに、どうするか
妊娠報告を受けたとき
その場では「おめでとう」とだけ返して、あとは距離をとって構いません。長く話を聞く必要はありません。
「嬉しい、ありがとう。ゆっくり話したいから、また今度ね」。これで十分です。その場を離れる理由は、作っていいです。
出産祝い・お宮参り・子ども連れの集まり
全部に出なくていいです。行ける日は行く、しんどい日は断る。それで友達をやめることにはなりません。
断る理由は「仕事が立て込んでいて」で構いません。本当の理由を説明する義務はありません。
職場で妊娠報告が続くとき
これがいちばん逃げ場がない場面だと思います。席を外す、別の作業に移る、トイレに行く。物理的にその場から離れるのが、いちばん効きます。
我慢して笑顔でいようとすると、あとで消耗します。5分離れるだけで、だいぶ違います。
SNSは、我慢しないで設定を変えてください
これはすぐできて、効果が大きいです。
見ないようにしよう、と意志で頑張るのは消耗します。そもそも目に入らないようにしてください。
| やり方 | できること |
|---|---|
| ミュート | 相手をフォローしたまま、投稿だけ表示されなくなります。相手に通知はいきません |
| キーワードミュート | 「妊娠」「出産」「エコー」などの語を含む投稿を非表示にできます |
| アプリを消す | 1週間だけ消す。意外と困りません |
| 通知を切る | 開かないと見られない状態にする |
ミュートはフォローを外すのとは違います。相手には分かりません。関係を壊さずに、自分の目に入る量だけ減らせます。
落ち着いたら戻せばいいです。いまのあなたを守る設定を、していいんです。
言ってはいけない言葉は、ありません
「なんで私だけ」「ずるい」。そう思ったことを、自分の中で禁止しないでください。
感情は、出さないと溜まります。溜まると、自分を責める方向に向きます。「こんなことを思う私は最低だ」と。これがいちばん消耗します。
ノートに書く、独り言で言う、誰か一人にだけ話す。出す先はどこでもいいです。
話す相手の選び方
ここは大事なところです。全員に話す必要はありません。一人いれば十分です。
| 相手 | 向き |
|---|---|
| パートナー | いちばん近い。ただし温度差があると、かえってしんどくなることも → 温度差の話 |
| 同じ経験をした友人 | いちばん通じやすい。ただし相手の状況が変わると距離が難しくなります |
| 親 | 心配をかけたくなくて言えない方が多いです。無理に話さなくていいです |
| 病院の先生 | 体のことは話せても、気持ちの話は時間的に難しいことがあります |
| 治療院など、外の人 | 利害も立場もない相手。だから言いやすい、という方が多いです |
最後の行は、私たちが日々そういう話を聞いているから書いています。「ここでしか言えない」とおっしゃる方が、本当に多いです。
それでも苦しいときは
眠れない日が続く、食欲がない、何をしても気持ちが晴れない。そういう状態が何週間も続いているなら、心療内科や、女性の心を扱うカウンセリングも選択肢に入れてください。
妊活そのものを休むのも、立派な選択です。休むことは、あきらめることではありません。妊活疲れを感じたらにも書きました。
私たちも、同じでした
妻と不妊治療をしていたとき、周りの妊娠報告がこたえる時期がありました。祝いたいのに、心のどこかが固くなる。その感覚は、いまでも覚えています。
そのときに分かったのは、感情をなくそうとするほど苦しくなるということでした。無理に前向きにならなくていいです。
まとめ🌸
- つらいのはあなたが冷たいからではなく、真剣だからです
- 嬉しいとつらいは同時に成り立ちます。どちらも本当です
- 全部の集まりに出なくていい。断る理由は作っていいです
- SNSは我慢せずミュート。相手に通知はいきません
- 感情を禁止しない。出さないと自分を責める方向に向きます
- 話す相手は一人いれば十分です
いまはしんどい時期だと思います。この気持ちを抱えていること自体を、どうか責めないでください。あなたは何も間違っていません🌸
東十条院はこちら → 妊活・不妊鍼灸サクラダ治療室 東十条院(東京都北区)
大宮院はこちら → 妊活・不妊鍼灸サクラダ治療室 大宮院(埼玉県さいたま市)
聞ける場所を作りました
診察室で数字を渡されて、それが何を意味するのか分からないまま帰ってくる。家で検索して、よけい不安になる。それを何周期も繰り返している方が、本当に多いです。妊活って人に言いづらいので、よけいにひとりで抱えてしまうんですよね。
私も同じでした。妻と不妊治療をしていたとき、分からないことを聞ける場所が、どこにもなかったんです。
だから作りました。毎月ひらいている無料のオンライン講座です。Zoomの少人数で、顔出しはしなくて大丈夫。お名前とメールだけで申し込めます。通院の勧誘もしません。聞いて帰るだけで大丈夫ですよ🌸

次回の日程と内容はこちらのページにまとめています。
私たちも、通う側にいました
代表の前田は、妻と一緒に不妊治療を受けてきました。タイミング法から人工授精まで進んで、検査で自分の側にも原因が見つかったときのことも、判定を待つあいだの落ち着かない時間も、通う側として知っています。なので、寄り添って、二人三脚で進んでいきたいと思っています。
婦人科で進めている治療はそのまま続けていただいて、体のほうを整えるお手伝いをしています。主治医の方針を変えることはしません。まだ迷っている段階でも、話を聞くだけでかまいません。
サクラダ治療室は、東京都北区の東十条院(JR東十条駅から徒歩4分)と、埼玉県さいたま市の大宮院(大宮駅から徒歩5分)の2院です。どちらも院長は女性で、スタッフも全員女性です。通いやすいほうをお選びください。
まだ決めきれないときは、LINEで
予約するかどうか決めきれない、他の院とも比べている、そういう段階でかまいません。お名前もメールアドレスも要りません。聞いてみたいことがあれば、一言だけでもどうぞ。
何から手をつけるとよいか、先に知りたい方へ
18の質問に答えると、いまどこから整えるとよいかが出てきます。3分ほどで終わって、登録も要りません。結果に出てくる言葉をLINEに送っていただくと、その傾向に合わせた続きをお返しします。













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